キッチンからお送りします。

キッチンにて、思った事やった事、書き連ねています。

食洗機いらず!楽しくって仕方ない石鹸食器洗い。

「食洗機は使ってません!」
 
ひと昔前、ふた昔前、いや、大昔ですかね。「ファンデーションは使ってません!」って某女優さんが輝く笑顔で言い放つCMがありましたね。今、私は食器を洗い上げるたびに、このCMをモジり「食洗機は使ってません!」と言い放っています。1人でですけど。
 
約2年ほど前、食洗機が欲しくて欲しくて。「絶対買うから!」って主人に宣言していたほどです。私の家事の中で嫌いな事No. 1が、食器洗いです。洗ってしまえば達成感はあるんですけど、洗うまでが腰が重く、そうこうしているうちに溜まっていく食器たち。小まめに洗えばいいのはわかっているのです。食べたらすぐ洗う、使ったらすぐ洗う。こうすればたまらない。と何度となく、気持ちを入れ替えて来た事か。でも、そんな気持ちは1日も持ちません。それくらい、食器を洗う事が嫌なんです。
 
けれど、我が家の流しは、そんな私の怠惰を許さないのです。食器をたくさん貯められるほどの大きさは無いのです…。でも、子供も生まれようとしているのに、そんな状況は許されるわけが無い。もうこれは食洗機に頼るしか無い!そう思っていました。
 
けれど、そんな私が某女優さんのCMを気取って「食洗機は使ってません!」なんて言うようになったのは、石鹸のおかげです。食器を石鹸で洗うようになったのです。これがすっごく楽しくて。石鹸で食器を洗うようになってからは、あんなに嫌いだった食器洗いが、もう洗える食器は無いかな?と思うほど、食器洗いを楽しめるようになりました。
 
さて、なぜそんなに食器洗いを石鹸でする事が楽しいか、という事について説明します。
 
 
石鹸食器洗いの楽しさ その1
洗い上がりのキュキュッと感がたまらない!
 
よく食器洗い洗剤のCMで、キュキュッってやってますよね。確かに普通の食器洗い用合成洗剤でも、キュキュッとなりますが、石鹸でもなります。むしろ、個人的には石鹸の方が、キュッとなると思います。キュッとなると同時に、水切れがいい気がします。とにかく、洗ったなー、という感覚が、合成洗剤より感じられます。なぜ「個人的に」という一言を添えたかというと、石鹸で食器を洗うときは、洗濯と同様、やっぱりコツがいるからです。それができなかった場合、ぬるついたりべたついたりしてしまうので、合成洗剤の方が綺麗になる、と感じる人もいると思うからです。私も、ずっと以前に石鹸で食器を洗った事があったんですが、その時はベタベタになって全然綺麗にならなくて、石鹸系の食器洗い用洗剤は避けていました。でも、石鹸生活に目覚めてから、固形石鹸で食器を洗ったら、全くべたつく事なく食器を綺麗に洗う事ができたのです。だから、このキュキュっと感は、もしかしたら感じない方もいるかと思って、「個人的に」なんです。でも、ポイントを抑えればきっと成功します。キュキュッとなると思います。
 
 
石鹸食器洗いの楽しさ その2
スポンジがヌルヌルしない。
 
合成洗剤を使っていた時は、スポンジ除菌できる、というものが多くて、泡を付けたままにしてしまう事が多かったです。本当はダメなんでしょうけど。スポンジ除菌の効果を発揮するためには、一度、きちんと洗ってから洗剤を付けて泡立てて放置するべきなんでしょうね。でも、ズボラな私はその一手間が面倒で、洗ったまま放置してしまっていました。そもそも合成洗剤でスポンジを洗うと、いつまで泡が残っている感じで、きれいになっているのかも分からないから、洗わなくなった、という理由もあります。
 
でも、石鹸を使うようになってからは、泡切れがいいので、食器洗いが済んだら、スポンジも洗って泡も流して終わるようになりました。石鹸を使うと、スポンジもキュッとなります。石鹸自体には除菌効果はありませんが、汚れをきれい流しておく事で、菌の増殖を防ぐ事ができると思います。菌は汚れと水分と温かさが大好きですから、逆に汚れを残さず、水をしっかり切って乾かせば、きれいな状態を保てます。
 
あと、スポンジをきれいにする事で、石鹸本来の洗浄力を発揮する事ができるのです。スポンジ自体に汚れが残っていると、食器にその汚れがついてしまって、全然きれいになりません。私が随分前に石鹸を食器洗いで失敗したのは、この辺りが原因だと思います。
 
とにかく、スポンジがいつもきれいな状態なのでえ、食器洗いに対するネガティブな気持ちが1つなくなり快適です。
 
 
石鹸食器洗いの楽しさ その3
モコモコ泡が楽しい。
 
なんだかんだ、モコモコの泡って楽しいですよね。もういい大人ですけど。
 
食器を洗う時は、泡をモコモコにする事がポイントです。泡立ってない=石鹸の洗浄成分が汚れに負けてる状態です。食器を洗う際は、泡が界面活性剤の役割をします。つまり、泡が、食器から汚れを引き剥がす役割をしています。だからモコモコにするのです。洗濯の時は、泡が汚れを落とす、という原理ではないようなんですが。洗濯の事はまた今度にして、とにもかくにも、石鹸をモコモコ泡立てて、一気に流すと、とっても気分爽快です。
 
 
その他、手が荒れにくい、環境への負荷が低い、合成洗剤は流しても食器に残留成分があって体内に入ると心配だけど石鹸はその心配がない、など他のメリットもあるようです。私はそこまでこれらについては熱い思いはないのですが(中には、切実に主婦性湿疹にお悩みの方、環境への想い、家族の健康への想いがある方もいらっしゃいますよね)、とにかく、楽しいから続けている、というのが1番です。これで食器洗いが進んで、食洗機買わなくて済んでるんですから、いい方法見つけたわ〜、とニンマリしています。
 
でも、石鹸は、使い方にコツがあって、うまくいかないと色々厄介ごとに巻き込まれます。デメリットもあるので、その辺りもまた書いていけたらな、と思います。
 
さ、溜まった食器、洗い上げよーっと。って、結局溜まってんのかーい。